お隣さんと内緒の恋話


私は手首の腫れを見せて 単に転んだと説明した。

実際、そこは間違いない。




「 あらまぁ 捻ったのねぇ ドジ。病院行って診てもらいましょ」


「 ママ、病院行ったら 私の冷蔵庫を埋めてくれない? 何にもなくて…
夜は おばぁちゃん家でご飯だけど、おばぁちゃんだって老人会とかあるから 私も自分で作りたいんだ~ 」




って言ったら…




「 椿、えらいじゃない!いいわ、買い物して冷蔵庫を太らせましょ」



ってなるんだな。


ついでに…




「 ママ、お腹のベビちゃんは元気? 仕事は大丈夫なの? なんなら私 自分の小遣いくらいバイトでなんとかするよ?」




って言ったら…




「 大丈夫よ、大丈夫! 椿、生意気に心配してくれて… ありがとね。
椿の小遣いは心配ないわよ、パパから差し引いてでもあげるし、買い物したら少しあげるから、湿布くらい自分で買えないとね 」



ってなるのよ。


なはは、小遣いゲットん!

よく言うよね、確か~… ケガの、なんとやら?
なんだっけ? ま、いっか。


ママにはごめん、それと感謝。




私はママと一緒に総合病院へと行った。

朝イチの病院は お年寄りでいっぱい。

そんな中、私は外科で診てもらい 捻挫と言われ 鎮痛剤配合の湿布、痛み止めをもらった。

おでこもついでに診てもらったが、大したことはなかった。




「 椿、気をつけてよ? 捻挫で済んだけど 運が悪いと骨折やヒビ入ることもあるから。
学校は今日は休みよ、連絡入れといたから 」




ごめんね、ママ… 心配かけて。

気をつけるよ。




「 うん、ありがと ママ。今日は甘えちゃいます!」

「 あら、いいわよ~ たまには娘と二人で買い物いいじゃない? ゆっくり買い物して休みましょ 」



そういえば久しぶりだなぁ ママと買い物。