日々、愛

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それから、お母さんは働きに出たのだが、昔からお母さんは働くとイライラが我慢出来なくなって常に怒っている。

時々、弟妹に手をあげようとする事もあった。
でも、もしそんな事されたら、この子達が大きくなってなにがあるか分からない。

どれだけ羨んでも、どれだけ悔しくても、お母さんと弟妹に分からないように、私にだけ手をあげるように仕向けた。

私から見たら、よくこんな我儘同士の夫婦が何年も続いたなあ、と冷静を保ちながら。


でも、やっぱり、寂しくて、苦しくて、辛かった。


私は、将来、絶対この夫婦にはなりたくない。子供にこんな思いをさせたくない。


そう思いながら、なあなあで高校生になった。


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