やっぱり、似てるんだ。あたしの幼なじみと、血の繋がらない妹は、根っこの部分から本当によく似ていた。
きっと唯一、お互いのことを理解できる、同志みたいなふたりだったんだ。
そしてそんなふたりを引き離して、孤独にさせたのが、あたしだ。
「これだけがんばって、真面目に実直に生きてきた仕打ちがこれか!? いままでの長い修行みたいな時間は何だったんだ!? どうして……どうして、俺なんだ!」
優ちゃんの叫びが、視線が、仕草や吐息のすべてが、あたしの胸を容赦なく突き刺した。
「受験でみんな余裕がないけど、白木なら3年でも学級委員としてクラスをまとめられるなって、最初から俺を当てにする担任も、クラスメイトも! 優一郎なら家事も完璧だから、1年くらいひとり暮らしでも平気よねって、子どもを置き去りにする母さんも! 俺がどれだけの負担を背負ってるかなんて考えもしない! 部活のことも顧問は俺に完全に任せきりで、部員もそれを当たり前だと思って手伝いもしない! 1つ下の幼なじみも、朝から晩まで四六時中俺にべったりで、休みの日まで干渉してきて、自分のこといちばんに優先するのが当たり前だと疑いもしない!」
罰だと思った。これは、間違いなく罰。
優ちゃんにじゃなく、身勝手で卑怯な、罪を犯したあたしへの罰だ。


