―――ドキ、ドキッ。

緊張してる。
けど、いつも通りいつも通り。
自分らしく演じるだけ。

アタ…ボ、ボクはかっこいい王子様。

いつも通り、あの人のように演じるんだ。


「続いては演劇部です。張り切ってどうぞー!」