「正真正銘の女です!これは贅肉が付いてないからなの。」
「抱き心地悪そう・・・。新くんよく我慢してるね。」
冗談で言ったつもりだったけど・・・
「みのりちゃん!殺す!」
「ギャ~!」
思いっきりお腹を踏みつけられ・・・
あ・・でも・・・案外・・・贅肉付いてるから平気?
結局腹筋は20回が限界だった。
お腹のお肉を折りたたむのに一苦労?
「20回か・・・腕立てなんて絶対無理だね。」
妹が同情するように言った。
「はい、腕が折れます。」
「あのねえ・・・みのりちゃん・・・。」
呆れたらしく、
「お風呂行こっかあ。」
とタオルを持って戸口に向かってしまい・・・
「そうだね。汗かいたことだし。」
私の呟きに、
「いつも汗かいてんじゃん。」
と冷たく言い放ったのであった。
くぅ~!
絶対やせてやる~!
って今だけ思うのであった・・・

