絶対やせてやる!


「みのりさん、ほのかさん、焼けたよ。」

「やった~!」

妹がそう言って夕くんのところに飛んでった。


いい匂いしてきた。
お腹空いたあ~。


「みのりちゃんは野菜ね。」

「え~!」

「おにぎりは1個だけ許可します。」

「え~!」

「お肉はダメ!」

「え~!」

「ほのかさん・・・ちょっとぐらいはいいんじゃ・・・。」

「ダメ~!」

「ケチ!」

「こんなにあるから余りますよ。」

「大丈夫!私ぜ~んぶ食べるから。」



結局、私はお肉無しのバーベキューで、妹は宣言どおりお肉のほとんどを夕くんの食べた分以外ぜ~んぶ食べてしまったのだった。



恐るべし・・・妹ほのか・・・。



いったいその肉はどこに行くんだか?




それから私たちは後片付けを終えてバンガローへと戻ったのだった。



お肉の食べれなかった私の思いを残して・・・・。。。。