絶対やせてやる!


「俺、飯いいわ。」

机に突っ伏して飯島くんが言った。

これは重症だ。


「何言ってんの。それ以上やせたらどうするの。」

そう言ってみたら飯島くんが机から顔を上げた。


「そうだよな。

これ以上若木と体重差ついたら喧嘩じゃ絶対に勝てなくなる・・・。」


おい・・・


「だな。若木のでかい拳振り上げられたら・・・

お前一巻の終わりだな。」


おい・・・


「じゃ、飯行ってくるわ。」


お~~~~い!


まっいいか。元気になれば・・・。


「いってらっしゃ~い!」


取り合えず元気になったみたいなので
一安心して仲良し同期二人組を手を振って送り出した。





支店長は・・・と言うとすごく楽しそうに電話してた。


が・・・


その時またしても支店長と目が合ってしまった。



慌てて視線を逸らす必要も無く、
目が合うと一瞬不愉快そうな顔になり向こうから視線を逸らしてしまった。




何?あれは・・・。