「…もー、ちょこちゃんにはムードってものがないの?」
「今ムードもくそもあるか」
クリスマス終わった深夜の道端になんのムードがあるってんだ
腰に手をあて、ぷんぷんとでも効果音がつきそうな先輩に呆れる
「……今日、帰って寝て、起きたらクリスマスケーキ作りますから」
クリスマス終わったけど、ケーキは食べたい
こんな時じゃないとケーキなんて食べれないんだし、有効につかわねば
「そしたら、先輩ん家行きますから、2人でクリスマスと半年パーティーでもしましょ」
それだけ言うと、パァァァっと花でも咲きそうな顔をする先輩
「ほんとっ?」
「ほんとです。」
なので寝かせてください。
「……………じゃあ、送る。」
嬉しそうな顔してたくせに、なんだその不貞腐れた顔は。
「いや、悪いです。」
「こんな暗いのに、素直に甘えて」
「………お願いします」


