先輩のばーか





店長のお孫さんらしく、おっとりとしていてみんなの頼れるお姉さんだ



「お姉ちゃんっ、」

「ちーちゃん、おつかれ!」

「ありがと、お姉ちゃん頑張ってね!」

「ん、ちーちゃんのおかげで元気でた!」

「ふふ、お姉ちゃん大好きー!」

「私もー!」



お姉ちゃんに抱きついて、優しい温もりを感じてると、





「…お姉さん、ちょこちゃんとらないで」


「うお、」


拗ねた先輩の声がしたのと同時に、後ろからひっぱられた




「あーらら、ごめんね〜」


「うー、お姉ちゃーん」

「こらちょこちゃん」


「………チッ」


「舌打ち!?」



お姉ちゃんにまで妬かなくてもいいじゃないか。