彩膳が閉店となり滉が優雅を一旦連れ出し挨拶、従業員達が帰っていく。
和臣と碧斗、優雅、滉もオーナー室に入って来た。
「 話はついたかな?」
「 改めて付き合いますよ、彼女と 」
優雅君!?
「 優雅っ 」
「 碧斗、伊織ちゃんの前で殴り合いはよせ!」
「 うんうん、これぞ青春真っ盛り。でもな優雅、碧斗に気持ちのある女を無理矢理ってのは好かんな、二人の事情を知った上でそれは男として卑劣すぎる 」
言われた優雅が眉をしかめる。
「 決めるのは、彼女ですよ。じゃ 先に失礼します 」
優雅が冷めた顔で帰って行く。
ため息ついた和臣と滉。
和臣は碧斗に、あとはそれぞれの気持ち次第で変わると言った。
「 好きって気持ちが一瞬で消えるなら、誰だってそうするし願うだろ。
でも惹かれた者同士はどうしたって強く繋がってくもんだ、だからって周りを見ないわけにはいかない。
わかるな、碧斗、伊織ちゃん、ついでに滉も 」
言われた事を肝に命じるように頷いた。
そして、和臣が私にまた店においでと言ってくれた、身内という名目を利用して来ることを許すと。
和臣に見送られながら滉の車で帰宅に着く。



