例えば、XXとか。


「 なんで碧斗が怒る?俺の彼女が朝帰りって気に入らないわけ?」



滉に落ち着けと、止められ言われ、それでも我慢ならない碧斗。

騒ぎの中、客もまだいるためその場を押さえるが碧斗は店長に呼ばれ裏へ。

事情を聞かれたが話せない碧斗。



「 職場で騒ぎなんて、珍しいな… どんな事情でも話せ、力になれることはある 」

「 恋愛でもですか 」

「 恋愛!? そっちか… いいぞ恋愛、任せろ! 」



店長に素直に全部話した碧斗、それも一目惚れしたという話からをすべて。

そして今、伊織が優雅を待つため外にいる事も話した。



「 はー!? この寒いのに外だと、バカか早く言えっ 裏から連れてこい!」



言われて慌て外へ、伊織が寒そうに待つ姿を見てすぐに駆け寄った。



「 伊織 」

「 え… 碧斗っ 」



なんで、優雅君じゃなくて碧斗?