母は泊まるかと聞いてきたが、何だか余計な事を話しそうで言われそうで……
帰ると話した。
ただ父が帰りが遅いため、知らぬ間に母が碧斗にメールを入れていた。
断れない碧斗は、バイト中にも関わらず私を迎えに来た。
また、キリリと痛むお腹……
さらには寒気と頭痛も微かに……
「 碧斗君ごめんね、仕事中に…… 伊織をお願いしてもいい?」
「 はい、じゃ また 」
まったくいつの間に連絡してんだか!
お母さん何考えてんのよっ
つい口走ったけど、あんな奴 なんだから。
しかもなんで来ちゃうかなぁ
私なんか空気だっての!
……っていうか、寒い。
暖房くらいつけてくれてもいいのに!
「 あの… 」
寒いから暖房を、そう言おうとした。
でも、碧斗は無言のまま暖房を入れてくれる。
それでも寒気を感じながら送られる。
私、風邪かな……
寒気ってより、悪寒?
あ~ なんか気持ち悪っ……
マンションまで我慢、我慢、我慢……



