碧斗の車の中、碧斗の顔は……
「 滉が彼氏ってないだろ、どうやって勘違いしたんだ 」
「 そんなの知らない… 」
なんか拗ねてる? 怒ってる?
「 どうすんだよ、焼肉は!滉に話したらアイツの事だから調子に乗るぞ 」
「 しょうがないよ、滉君を連れてかないと連れてくまで言うし 」
お母さん喜んでたし…
滉君に頼んでみようかな?
数時間だけ彼氏のフリしてって……
「 お前頼むつもりだろ 」
「 なんでわかったの!? 」
「 親父はオープンな性格だけど人をよく見るからな、だから滉が彼氏になりきらないとバレる、いいのか? 」
ん~……… 他に逃げる選択肢は……
ないなぁ、勘違いだって言っても聞いてないしね。
あー、困った。
「 俺は嫌だからな 」
え……
「 俺のだろ 」
「 碧斗…… 私、今 碧斗を抱きしめたいって思ったよ 」
「 20分後にな 」
……は?



