変に気疲れする私。
母と食後の片付けをしながら話す。
「 伊織に彼氏なんて、もう子供じゃないね。碧斗君みたいにカッコいいお兄さんいたら彼氏なんて出来ないと思ってたから 」
お母さん……
「 けど不思議ね、お母さんなら絶対碧斗君がいいもの、そばにいたら恋しちゃうわね、あと20年は若かったら…… 」
「 も~ いいから!確かにカッコいいよ、でもやっぱり…… 」
兄妹だから… その言葉は言えない。
素直に母には言いたい、それでも言ってしまえば母は今の幸せを投げてしまう。
私のために……
「 私の彼氏とかそんなのいいから、気にしないでよ。それより、大学の事バレちゃった 」
「 え、碧斗君に?」
頷くと母はリビングに行き、なぜか碧斗に謝っていた。
心配かけてすまないと、父にも話していた。
私は改めて自分の意思で決めたと話して父にもわかってもらった。
父は、何も出来ず知らないでいたことを謝り、かえって申し訳ない気持ちになった。
時間は夜9時。
父と母に焼肉に行こうと念押されてしまい、滉に話すはめになってしまった。



