お母さんそんな事思ってたんだ……
「 実は碧斗が伊織ちゃんを好きになると思ってたよ、そっか伊織ちゃんに彼氏が出来て良かった。 碧斗もそのうちだな 」
彼氏は碧斗、そう言いたい。
親の言うように私たちは互いに好きで……
兄妹の一線をもう越えてしまっている。
そんな事実を告げられない。
楽しそうに、嬉しそうに話してる親には言えないから。
「 アイツが彼氏とはね… 妬けるよ 」
「 え?」
碧斗? 急に何を……
「 やだ碧斗君、妹を取られた感じ?」
「 碧斗でも友達に妬くのか 」
な、なにこれ……
「 兄としては一応ね、アイツ優しいから妬けるな 」
う、わぁ すんごい嘘つきな目してる~
「 アイツに泣かされたら兄として、慰めるから心配するなよ 」
「 は…… 」
「 良かったね、伊織 」
良くないから!
全然良くないから!!
碧斗何考えてんのよ……
慰めるとか思ってないくせにー



