そして私はチクリとまた、痛みを感じた。
「 菜月、お腹痛いかも…… 」
「 わかってる、イケメン兄の顔見たくないのはわかる、でもね、利香の今夜の楽しみ奪ったら地獄だよ 」
「 う… わ、わかってるよ…… ちょっとトイレ行くね 」
あ~ ほんとにチクチクするのになぁ
アイツ、今日バイト休みとかなんないかな?
いやいや、休みかもよ……
よし、祈ろう!
どうか、いませんようにー…………
と、バイトは終わり菜月と一緒に利香との待ち合わせに向かう。
もうすでに憂鬱な私。
菜月は菜月で楽しみのようで……
待ち合わせに着けば、利香が気合いを入れたのか朝の服装と違う。
さらに笑顔が完璧。
そんなに行きたいかな……
「 利香、本気でゲットする気?」
「 ゲットは無理かもよ~ 彩膳のルールって厳しいからさ、番号とか渡しても無理だと思うよ 」
「 そんな事しないし~ 顔、見るだけ 」
絶対、嘘だ!
菜月とそう思う私。
ここまで来たら行くしかない、そう覚悟を決めた。
連日行くって、恥ずかしくない?
男目当てみたいじゃん…… はぁ。



