意外と彼の手は冷たくて、氷のようにひんやりとしていた。 こんなに冷たくて寒くないかな? そんなことを頭の中で考えいると、いつの間にか彼が持っていたはずの飴玉を私が握っていた。 「えっ!?あ、あの…っ!」 慌てて飴玉から彼の方に視線を戻し話しかける。 でも話しかけた時には既に遅く、ドアの方へとスタスタと行ってしまう彼。