「昨日も貧血気味だったんで、それが多分倒れた原因だと」 「まぁそうだったの…わざわざ水瀬くん連れてきてくれてありがとね」 カーテンの向こう側から、聞こえてくる先生と水瀬くんの声。 昨日、電車で貧血気味なの気づいててくれたんだ…。 「いえ。じゃあ、あとよろしくお願いします…」 そう先生に伝えると水瀬くんは、再びグラウンドの外に戻って行った。 ストーブがつけられた温かい保健室。 そんな温かい温もりに安心するかのように、瞼がゆっくりと閉じていき、そのまま私は眠りにへと落ちた。