あれ、待って…待って……? 私、動いてる?! でも勝手に足が進むはずが無いし… …ってことは!?えぇー!? 私、今。 水瀬くんにお姫抱っこされて……ますか!? やっと状況を理解する。 今にも破裂してしまいそうな勢いで、心臓がドキドキとしていた。