美花と別れた後、白咲さんを見つけるため俺はあちこちと探し回った。 規模店にも戻ってみたものの白咲さんらしき姿は見当たらず…。 僅かな可能性にかけて、教室にも立ち寄ってみる。 「…いないか」 やっぱり、白咲さんはここにも居ない。 蒸し暑さが漂う教室の窓を開けて、グラウンドを見渡す。 …すると、風の悪戯か神様の仕業なのか。 それはよく分からないけれど、強い風が突然吹いて目を瞑る。 慌てて窓を閉めた俺は、再び教室の方に身体を向けた。