……って。えっ、なっちゃん…!? さっきまで、隣を一緒に歩いていたはずのなっちゃんが消えたことに気づく。 「永絆、良かったねー?!」 「なっちゃん何が…?」 いつの間にか、なっちゃんは昇降口の前に張り出されているクラス表の前に立っていた。 「ほらっ。これ見て!」 そして、新しく書かれたクラス表を指さしている。