「あ、あの…っ!さっきは飴玉ありがとうです…」

「わざわざご丁寧にどうも」



お茶目なキミの表情に、またキュンとしちゃうなんて…


ダメだ、私。やっぱりキミをもっと知りたい!



「な、何年生ですか?」



でもキミと話すだけで緊張し過ぎて、声が震えて噛んじゃう…っ。


変に思われたりしてないかなー…?



「1年、水瀬悠斗。君は?」



水瀬、悠斗くん……っていうんだ。


カッコイイキミにピッタリの名前だった。