「失礼しましたー」 ドアの開く音がして私はパッと顔を上げた。 でも目の前にいたのは、なっちゃんではなく… 「あ、飴玉の人…っ!?」 そう。まさに今朝電車で会ったあの男の子の姿で、あまりの驚きに心の声が漏れてしまう。 「フッ…飴玉の人って」 きゅん___っ。 クスッと可笑しそうに笑うその笑顔に、またキュンと高鳴なるこの心。 君の声は少し低くめのトーンだけど優しくて心地のいい…そんな声だった。