「へっ…じゃない!さっきからずっと話しかけてるのに聞こえてないんだもん。机に頬杖なんかついて、永絆どうしちゃったの」
「ごめんね!少し考え事してて…」
「ふーん?考え事ねぇ…」
「…?」
意味あり気な表情で、こちらを見つめてくるなっちゃんに意味が分からず私は頭にはてなを浮かべた。
「それは恋煩いですな」
「ブッ!?ゴホッ、ゴホッ…!」
思わず飲んでいたお茶を吹き出しそうになり、慌てて心臓辺りを叩く。
「お?その反応は図星な感じね」
「ち、違うよー…!急になっちゃんが恋煩いなんて言うからびっくりして…」
『あら?違うの?てっきり恋してるのかと』と、サラッと言うからこれまた驚く。



