ねえ、サンタさん。 黒い服着たサンタさん。 今年のクリスマスには わたしのこと食べてくれますか。 それとも来年のクリスマスには 骨の髄まで味わってくれますか。 ちゃんと悪い子にして待ってます。 「なにを躊躇ってるんですか」 「いや」 「……?」 「喰われちまいそうだなと」 「ふふ。食べあいっこします?」 「うまくねーよ。俺なんて食っても」 「きっと美味しいです」 「なにを根拠に」 「だって、ジンさんは。わたしを愛してくれていますから」 【End】