ブラックサンタクロース



「しばらく、ここに住んであげる」


…………!


「断る」

「えーっ」

「帰れ」

「考えてみてよ。僕がいれば、君がずっとこの子のSPみたいなことしなくて済むでしょ。仕事にも行けちゃうよ」

「……莉音を守ると? お前が?」

「もちろん」

「信じられんな。寝床には困っていないだろう」

「その代わり僕のお願い聞いて欲しいんだ」


アマリさんの声のトーンが、低くなる。


「Xは。僕に始末させて」