いや、そんなこと考えたって意味ねぇよ…!
今は何か別の策を考えなきゃいけない!





9人…









8人…











7,6人…







遂に、5人になった。





あいつら、正気じゃない。
残っているのは、俺と春香。
そして、ともかと聖 真希、横山 悠。





何も持っていない俺たちにとって、もう逃げ場はなかった。
だから、運を信じるしかなかった。



「…頼むッ…」




俺は、心の声を漏らしていた。
…こんなんじゃ、春香にかっこがつかないな…




ガチャ!ガチャ!




「まさか…!」