だるすぎだな。

なんで、こいつら反応しないわけ?
あ、もしかしてもう死んでるとか?


「おいっ!お前らっ…」
「誠に申し訳ございませんが、あなた様のような猛獣がこちらに来て、いきなり死ねと言われて死ぬだなんて人間として終わっていると私たちは考えています。
ですから、お引き取り願いますが、もしお引き取りなさらないのならばこちらもこちらで色々仕掛けたいと思うのですが?」


は…、なんだよこいつら!

「引き下がるわけねぇだろ!受けて立つに決まってんだろ!」


「そうですか…なら…」

ガチャッと、1組の生徒は銃を突き出した。

「こちらは、こういう手で控えさせていただきます。」

何で銃なんて持ってるんだよ!
おかしいだろ…!


「…なるほどな、お前らは武器がないと俺らに勝てない、というわけかぁ。
じゃあ、お前らの方が弱いな。」


俺はドアを蹴り倒した。



「対象、205生徒。」




1組の生徒は、一気にこちらに向かってきた。