私は、階段を駆け上がった。
もう、決定的な証拠は掴めている。
なら、それを突きつけるだけ!



これで、私らの勝ちは決ま…


「やっほー!みんな!どう?人は殺せてる?
今動いてるのは、5組だよ!
でも、そんな5組に悲しいお……」





何故…?

メキルマの声が聞こえなくなってくる。


足が動かない…?
耳も、聞こえないし…



「いやあああああああああああああああ!!!!!!!!」


私は自分の足を見て悲鳴をあげた。



足は、階段の途中で血を出しながら転がっていた。


ゴト!

と、手も落ちる。




「あ…あ…
いやだああああああああああああああ!!!」



私の記憶はそこで途切れた。