「よし、お前ら。戻るぞ。」
人が死ぬところなんて…な?
私は好きではない…はずだ。

もっとも、こんなゲームは早く終わってしまえばいい。


そうでないと、私が暴走しそうだからな。

「処刑が終わったよお!…色々とあるから、
今から10分間の休憩タイム!
次の作戦とか、練っておいてね!」

そして、メキルマは、そうそうそれと…と、付け加えた。

「冬華ちゃん!君にはさ、次のゲームも期待してるよ!」


は?私に期待?なにをいってるんだか。

そんなのされなくたって、次も動くに決まってるだろ。

なんせ、私は狂人だ。狂ってるんだ。狂ってるなら、狂ってるなりに、生きる必要があるだろ…。な?