そんな私に目を見開いて驚く彼。 大体、馴れ馴れしすぎんのよ…。 そもそも私が聴いてる音楽知って、何が目的なわけ? 馬鹿にするつもり? まぁどうでもいっか、そんなこと。 何も無かったように、また私はイヤホンをつけた。 子犬に構ってる時間なんて無い。 早く次の用意しなきゃ。 「ふーん、面白い。」 後ろで彼奴が笑ってるのも知らずに。