助かった?ような… ショック?なような… なんだか少し複雑な気持ちだ。 あの後から全然目も合わないし、話しかけられない。 ベッタリくっついてくる八神くんに、 鬱陶(うっとう)しくてウザイと感じてたはずが… いざ離れてみたら寂しいなんて…想わなかった。 孤独に慣れてた心が、いつの間にか温もりを知ってしまったんだ。 もう手遅れかもしれない…。 結局この日は話すことも無く1日が終わった。