いつものように愛しい彼女に合図をおくる

『ん。』

彼女は割と二人の秘密というものが好きみたい。

でも、たまにはドッキリもいいかな。

「いいよ。って、えっ」

彼女の腕をひき、自分のひざの上に座らせる

「んっ」

くすぐったがりの彼女は僕が肩に顎を乗せるだけで感じる

ほら

「ま、さっ、くすぐったいっ」

かわいいな〜。

まだやめてあげない

1段と強く抱きしめる

「いいかげんに」

イタズラで、弱いところの一つである耳に息を掛ける

「ひやぁっ」

肩を置くのもやめてあげない

「やぁっ」

そろそろ腰にきはじめたみたい

出来るだけ甘く、低い声で囁く

『ホントはもう感じてるくせに、素直じゃないね』

「ちがうっ」

『なにが』

「ベットがいいっ。明るいのやぁだ」

全く、こっちの気持ちも知らないで可愛いこと言って

『分かった。移動するよ』

お暇様抱っこをするとすぐに紅くなる彼女

たまには本音もいいよね。

『すぐ、寝るとか言わないで、
襲いたくなる』

「えっ!!」

『まぁ、今日は頂きます。』

「んんっ」

これ以上本音を言ったら、どれだけ紅く僕色に染まってくれるだろうと
腕の中で眠る彼女に心の中で問いかけた