「ん。」

そう言って私のパジャマの裾を掴む彼は

私の最愛の彼 雅 だ。ただし、無口でこの合図だって

寝ようって言う合図。私しかわからないから嬉しいけど。

『いいよ。って、えっ』

何故か雅は私の腕を掴んでソファーに座る自分の上に座らせた。

『んっ』

雅はそのままあごを私の肩に乗せてきた。

私は少しのことでも感じてしまう。

『ま、さっ、くすぐったいっ』

それでも尚やめる様はない

むしろ、

「んー。」

強く抱き締めてくるものだから、身動きが取れない

『いいかげんに ひやぁっ』

いきなり耳に息をかけられた。

『やぁっ』

本当に辛くなってきて言う

雅は低くて甘い声で囁く

「ホントはもう感じてるくせに、素直じゃないね」

『ちがうっ』

「なにが」

『ベットがいいっ。明るいのやぁだ』

「分かった。移動するよ。」

『っ』

お姫様抱っこで連れていかれた。

やっぱり雰囲気のちがう雅

「すぐ、寝るとか言わないで。

襲いたくなる。」

『えっ!!』

「まぁ、今日は頂きます。」

『んんっ』

いつもよりずっとあまーく食べられました。