「りーお、」

『何?』

「寝ないの?」

『なんであんたと寝ないといけないわけ?』

「ベット一つしかないから?」

『なら、私がソファーで寝る』

「だめ。だったら俺がソファーで寝る」

『なんで、、』

「里緒は、俺の大事な彼女なんだから、風邪ひいちゃダメ」

『こんなに冷たくしてるのになんでよ!』

「そんなの、俺が里緒を好きだからに決まってるだろ」

『っー。』

涙が頬を伝う

「えっ!?、り、里緒、どうしたの?!」

『悠樹のばか』

「えっ?」

『私が冷たくしてるのに、そんなこと言うなんてずるい』

「へ?」

『好きなんて言われたら勘違いするじゃん』

「勘違い?」

『私だけが好きなのに』

「……ねぇ、里緒こそ勘違いしてるよ」チュッ

『えっ?んっ///』

「俺は里緒が好き。事実だよ。なんで嘘だと思ったの?」

『悠樹、毎週違う女の子と腕組んでた、し。』

「それは、里緒も知ってる俺の妹の友達だよ。」

『なんで、腕組むの』

「妹の為だよ。妹の彩喜は押しに弱いから虐められやすくてさ、俺が出てっても酷くなるだけだから、軽減する為にはその子達の頼みを聞くしかないんだ。」

『……、そうだったんだ。』

「ありがとう。今年の受験でここに入ってくる予定だから可愛がってあげて」

『!!うん!!絶対可愛がるし、守る』

「ありがとな。」

『う、ん/////』

「?……ねぇ、里緒」

『は、い。』

「好きだよ。本当に好き。勘違いはしないで」

『ん、疑ってごめんね、悠樹』

「今回のは、おしおきしないとかな、?」

『えっキャッ』

ドン

ベットに押し倒され、上から覆いかぶさってくる。

チュッ

「今日は寝かせないよ?」



心も身体も彼の気持ちを教えて貰いました。

「愛してる」