「隼人と雪乃はそろそろ鬼ごっこの終了時間だから、生徒にこのことを知られないように終了の知らせをして!

あと、風紀委員長と副委員長にこのこと伝えて生徒の安全確保しておくように頼んでおいて!」


「分かりました」
『了解』


「時雨と桜はここで手伝ってもらうよ。」


「もちろんです」
「あ‥‥はい!!」



眞雪の指示が行き渡ったとき、鬼ごっこ終了のチャイムが鳴る。



『隼人、いくぞ!』


「はい!」



体育館につき、隼人が終わりの宣言のために壇上に上がったのを見ながら考える。

眞佳‥‥随分会ってなかったから忘れてたな。

俺の幼馴染み兼親友の弟。
蓬莱 眞佳。



『死ぬなよ、マナ。』



「これで、新入生歓迎会を終わる。
明日の後夜祭楽しみにしておけよ?」



この宣言で大きな事件が起こった新入生歓迎会は終わった。