眞雪は坂井に声をかけると坂井はマンティコアの方へと歩いていく。

すると何の躊躇いもなくマンティコアに触れた。

隼人たちを咎めていた眞雪も今回は咎めるつもりはないらしい。




「やっぱり、あいつらの仕業?」


「おそらくは。」




そっと手を離した坂井はゆっくりと立ち上がって眞雪と会話する。




『ねぇー。ふたりの関係って何なの?』


「「仕事仲間(です)」」




問いかけると同じ答えが帰ってきた。
仕事仲間‥‥?



「それはさておき、後は担当に任せた方がいいね。」


「そうですね。」



仕事仲間について、詳しい説明をする気はない2人。

眞雪はどこかに連絡をして、坂井はマンティコアの周りを調べている。

すると、坂井と眞雪がなにかに弾かれたようにこちらを向いた。