突如現れたマンティコアに突如降ってきた炎の矢。

倒れたマンティコアはぴくりとも動かない。



「一体何が‥‥」



時雨がつぶやき、隼人がマンティコアに近づく。



「なんでここにマンティコアが‥‥?」



隼人がそういいながらマンティコアに触れようとしたその瞬間‥‥「駄目!!!」



「「「眞雪先輩!?」」」
「眞雪。」



走ってきたのだろうわずかに息が乱れた眞雪が珍しく大きな声で咎めてきた。



「まだ邪気祓いしてないのに触れちゃダメ。」


「邪気祓いくらい学んでるんじゃないんですかー?」




隼人たちを咎めていた眞雪の後ろから顔を出したのは坂井。

なんでこいつらが一緒なんだろう?




「まだ彼らは知らないよ。
坂井くん、頼めるかな?」


「はーい。」