「すごい…。」
「綺麗だし確実だな。」
「こんな鮮やかなの初めて見ました。」





時雨や隼人、桜が思わずと言ったように呟く。

相変わらず手順が綺麗だなぁ。と軽く考えてるのは僕だけだろう、





「見回りよろしくね?
何かあったら必ず知らせること。

今日は防御術かけておくけど、危険に突っ込むのは禁止。
見回りついでに、リアのご主人様にもご挨拶しておいてね。」





眞佳の指示に鳥たちは高く舞い、猫たちはこうべを垂れる。

それが眞佳たちにとっての了承の合図。




「よし、お願いね。」




その言葉をきっかけに無数の鳥たちは飛び立ち、猫たちは走り去る。




「ふぅ。これで終わり。
大したこと無いでしょ?」




目を擦り振り向く眞佳。



「いやいや!
大したことでしょう!!」



眞佳の言葉に大きく反論した時雨に残りの二人も同意した