あ、アレクトっていうのは‥‥
絶え間ない怒りと言う意味そのまま、復讐神としては一番大きな力を発揮する。
つまり、アレクトが本気になれば星一つ消すことだって難しくはない。
僕の結界が未熟でないと考え、誰かの手によって壊された物なら。
壊されてからしか気がつかなかったことを含めて考えると、邪神の仕業以外は考えられない。
邪神の力はそれだけ大きくて、強い。
復讐神や破壊神の類は契約陣を書いて呼び出さないと出てこない。
ってか、出てこれない。
それも、気まぐれな復讐神や破壊神は出てくることができる状況でも出てこなかったりする。
つまり、今回の事件が邪神とその契約者ならその気まぐれが起こったということ。
「アレクトと契約しているのか、それ以外の神が〝神堕ち〟しているのか。
それは分からないけど、警戒はしておくべきだろうね。」
『‥‥そうだね。
鳳と天城に連絡して調べてもらうよ。
この件は嵐燕が内密に処理するよう心掛ける。』
「無理するんじゃないよ?」
『大丈夫。
雪兄は新入生歓迎会の準備頑張って。
警備は厳重にね?』



