眞佳と紫乃と分かれて、生徒会と合流のために歩きながら思う。

眞佳の目は本気だった。

眞佳にとって、神であっても人であっても。
敵であっても見方であっても、救えるものは救うっていう信念は変わらない。

今年は生徒会も風紀も、そして眞佳たちもペア戦にはでない。

つまり、全員警備と観戦に回る。

生徒会と風紀には明日伝えるとして‥‥
僕は準備を進めておこうかな。



「眞雪様。」


『希さん。』


「眞佳様から嵐燕のコミュニティで連絡がありました。
明後日から、訓練を急ごうかと我々で話していたのですが‥‥」



生徒会も風紀もリファイアの片付けがある。

それを気にしてるんだろう。



『大丈夫。
僕だけで出来ない事もないし、多分眞佳も手伝ってくれるから。

訓練優先でお願い。』