風紀の二人と涙が入ることを決めて、恐らく雪乃先輩も入ることを決めているだろう。




「俺もやっぱり受ける。
桜の気持ちもわかるけど、嵐燕はやっぱり憧れだから。」


「兄さん‥‥僕も入る!」


「だーかーらー!
ゆっくり決めなってば!」


『俺もはいる。
俺らがこんなすんなり決めんのはお前が隊長だからだ。

よろしく頼むな、隊長様?』



にやりと笑っていうと、眞佳は一瞬きょとんとしたものの糸が切れたように爆笑しだす。



「あははははっ!
ほんと上等だよー、みんな。

訓練に根を上げるんじゃないよ?」


『「「「「「もちろん!」」」」」』



こうして俺たちの嵐燕入隊が決まった。