「お前、抹消なんて言葉簡単に使うなよな」

「……圭佑、まさかとは思うけど見てないよね?」

ギロッと尊くんが睨むと。


「ん?見てねーよ?ピンクの……」

「それ以上喋ったら本気で抹消する」


うっ…み、見られた……!!
恥ずかしい、恥ずかしすぎる…!!

「ひぇー、こわっ。てか、元をたどればこんなところで襲おうとしてた尊が悪いだろ?」

「……それは可愛い千湖が悪い」

「えぇ、わたし!?」


すると、すぐに戸松くんを部屋から追い出してしまった。

そして、外で何かを話して、尊くんだけが部屋の中に戻ってきた。


「いま、圭佑に千湖の制服持ってきてもらうように脅しといたから」

な、なんか最後の方恐ろしい言葉が聞こえたような気がするんですが。