「……何してんの?」

どひぃ!!
ば、バレた…!!

その声に反応して、振り返ると。


「っ!!」


なんとそこには、執事服を着ている尊くんがいるではありませんか。

自分の状況がやばいっていうのに、
目の前の尊くんがかっこよすぎてフリーズ。

黒を基調とした執事服。
ネクタイなんかしちゃって、髪の毛もいつもセットしてないのに、軽くセットされている。

身長が高くて、スタイルがいいから
抜群に似合っている。

もう、ずっと見ていたいと思えてしまうほど。

いつもとは違うかっこよさに、ドキドキして目が離せない。


「……ってか、何その格好」

はっ、しまった!!
見とれてる場合じゃない!

今の自分の格好を忘れかけていた。