返事のない日記【短編】



 

 《 月 日》



 もう全部正直に書く。

 最後だからな。


 瑠美。

 お前と暮らしてる時間は最高に楽しくて幸せだった。

 俺はずっと、死ぬ機会をいつも窺ってるような人間で、腐ってて、なんつーか孤独感に浸ってた。

 けど、そこから引っ張りあげてくれたのが、お前だった。

 お前、すげーよ。

 こんな腐ってた人間を幸せだったって言わせたんだぞ。

 敵わねぇな。


 瑠美、絶対幸せになれよ。

 お前は賢いし、まぁまぁ美人よりに育ちそうだから絶対瑠美を必要とする人間はたくさんいる。

 そういう奴ら全員利用するつもりで、関わってけ。

 お前は優しすぎる。

 それは良い所だが、逆に利用されて辛い目にあった奴を俺は何人も見てきた。