返事のない日記【短編】






 《七月二十一日》



 八嶋がすげー親身になってくる。

 山川の時とは大違い。

 正直に売れたいわけじゃないと伝えると、その味も含めて貴方の作品とか言ってきた。

 調子狂う。

 女は苦手。