先生の顔は見れなかった。 そして先生が追ってくることもなかった。 あっさりと終わってしまったことがグサリと胸に刺さる。 …私は先生にとってそれほどの存在だったんだな… そう思い知らされる。 身代わりだったんだから、当然だよね。 わかってるのに、やっぱり辛い。 …もう保健室には行かないし、先生と会うことはない。 本当に終わりなんだ…