学校に行くとまた上靴がなくなっていた

机が落書きされていた

黒板には根も葉もない悪口が書かれていた

いつもの事だが今日は少し違った

いつもより酷かった

「大丈夫か?」

「あ わっちゃん大丈夫だよ!これくらい」

そういいながら笑って見せたけどわっちゃんは完全に腑に

落ちないって顔をしていた

憂鬱だと思いながら1日を頑張って過ごした

「一緒に帰ろうぜ」

「うん…」

「また浮かない顔して…嫌なら嫌って言えよ」

「わっちゃんは怖くないの? 私といると評判下がるよ」

「そんなの他人が勝手に決めたもんだろ
そんなのに惑わされたらダメだ」

ですよね…

わっちゃんはいつも強くて私よりずっと賢い

そして正論をスバット言える

本当に凄いと思う