再び驚きに包まれながら見つめていると、目の前に映っている末那の目から涙がこぼれはじめた。
「なんで……なんでそんな格好してるの⁉︎ 本当に許せないんだけど‼︎」
どうやら末那は、イメチェンしたあとの格好を見て私だとすぐにわかったようだ。
末那がここに来たとき、蘭子は気を遣って、私の名前を口から出さなかったけど、末那には通用しなかったみたい。
そのことについてはわかった。
でも、なんで末那は私のことを『許せない』と涙を流しながら言うの?
それがわからない。
言葉が口から出せない私に、蘭子が私の肩に手を置いて末那に怒りを爆発させた。
「ちょっと芦谷、なんてことすんの⁉︎ せっかくイメチェンした茅乃の頬を叩くなんてなに様⁉︎ あんたのその行為も許せねぇよ!」
蘭子が怒ったときは誰もかなわない。
しかし、クラス一怒ると怖いという蘭子に怒られても、末那は屈しなかった。
「やっぱり茅乃ちゃんだったんだね。どうせ私を裏切るためにイメチェンしたんでしょ? もしくは鹿目さんが茅乃ちゃんにイメチェンするように言ったとか」
「なんで……なんでそんな格好してるの⁉︎ 本当に許せないんだけど‼︎」
どうやら末那は、イメチェンしたあとの格好を見て私だとすぐにわかったようだ。
末那がここに来たとき、蘭子は気を遣って、私の名前を口から出さなかったけど、末那には通用しなかったみたい。
そのことについてはわかった。
でも、なんで末那は私のことを『許せない』と涙を流しながら言うの?
それがわからない。
言葉が口から出せない私に、蘭子が私の肩に手を置いて末那に怒りを爆発させた。
「ちょっと芦谷、なんてことすんの⁉︎ せっかくイメチェンした茅乃の頬を叩くなんてなに様⁉︎ あんたのその行為も許せねぇよ!」
蘭子が怒ったときは誰もかなわない。
しかし、クラス一怒ると怖いという蘭子に怒られても、末那は屈しなかった。
「やっぱり茅乃ちゃんだったんだね。どうせ私を裏切るためにイメチェンしたんでしょ? もしくは鹿目さんが茅乃ちゃんにイメチェンするように言ったとか」



