はじめての教室に翔は凄くワクワクしていた。なるようになる、きっと大丈夫だと。
(えっと、席は…)
20番の僕の席は、廊下側から3列目の3番目だった。丁度、真ん中あたりだった。席の右側は女子席だった。
(どんな子だろう…)
内心、楽しみではあった。仲良くなれればいいなとも思っていた。
すると、右側の席の椅子が、ガタッと音をたてた。長い黒髪が見えた。その子とバッチリ目が合った
「「あっ」」
隣の席は、電車の彼女、未宇だった。まさか、とは思った。本当に彼女だった。
(会いすぎだろ…)
これこそ、ドラマ的展開だと思った。
先に彼女が口を開いた。
「…えっと、電車ではごめんなさい」
僕はなんとも思っていなかったので、
「いいですよ、それくらい」
と返した。緊張して、カタコトになってる気がするし、顔だって多分赤い。だって、女子と話すの緊張するし…と顔が赤い言い訳を頭の中でしていると、彼女が
「私はっ!えっと…」
と言って、モジモジと指をつついている。
(恥ずかしいのかな)
そう思って、自分から言ってみた。
「は、はじめまして。堂神翔です…」
彼女は、ぱあっと顔を輝かせて、でもどこか恥ずかしそうに
「は、じめまして…。玉野未宇、です…」
と、自己紹介してくれた。未宇(頭の中ではそう呼ぶ事にした)は嬉しいのか、そうじゃないのか分からなかったけど、話せてよかったなと思った。
そして、ホームルームがはじまった。慣れない真ん中の席。そして、隣には…チラッと右隣を見る。朝、電車で会った彼女。玉野未宇がいる。
(慣れないなあ)
見ているのがバレたのか、未宇もこっちを見た。恥ずかしそうにしながらも、ニコッと笑ってくれた。
(…かわいい…)
不意にそう思った。僕もなんとなく笑い返した。全然話を聞いていないのに気づいて、前を向いて集中する事にした。かわいいと思ったのは、きっと気のせいだ。きっと。
(えっと、席は…)
20番の僕の席は、廊下側から3列目の3番目だった。丁度、真ん中あたりだった。席の右側は女子席だった。
(どんな子だろう…)
内心、楽しみではあった。仲良くなれればいいなとも思っていた。
すると、右側の席の椅子が、ガタッと音をたてた。長い黒髪が見えた。その子とバッチリ目が合った
「「あっ」」
隣の席は、電車の彼女、未宇だった。まさか、とは思った。本当に彼女だった。
(会いすぎだろ…)
これこそ、ドラマ的展開だと思った。
先に彼女が口を開いた。
「…えっと、電車ではごめんなさい」
僕はなんとも思っていなかったので、
「いいですよ、それくらい」
と返した。緊張して、カタコトになってる気がするし、顔だって多分赤い。だって、女子と話すの緊張するし…と顔が赤い言い訳を頭の中でしていると、彼女が
「私はっ!えっと…」
と言って、モジモジと指をつついている。
(恥ずかしいのかな)
そう思って、自分から言ってみた。
「は、はじめまして。堂神翔です…」
彼女は、ぱあっと顔を輝かせて、でもどこか恥ずかしそうに
「は、じめまして…。玉野未宇、です…」
と、自己紹介してくれた。未宇(頭の中ではそう呼ぶ事にした)は嬉しいのか、そうじゃないのか分からなかったけど、話せてよかったなと思った。
そして、ホームルームがはじまった。慣れない真ん中の席。そして、隣には…チラッと右隣を見る。朝、電車で会った彼女。玉野未宇がいる。
(慣れないなあ)
見ているのがバレたのか、未宇もこっちを見た。恥ずかしそうにしながらも、ニコッと笑ってくれた。
(…かわいい…)
不意にそう思った。僕もなんとなく笑い返した。全然話を聞いていないのに気づいて、前を向いて集中する事にした。かわいいと思ったのは、きっと気のせいだ。きっと。

